ギャルゲーと聞くとただ女の子可愛い、キャッキャッしたいだけだろ、と思われるかもしれませんが、大体合ってます!!!
ただ、それだけではなく、シナリオも丁寧かつ感動的に作られてる作品が非常に多いと個人的には思っています
元々ギャルゲーというジャンルはPSVitaが強かったのですが、
PSの携帯後継機が発売されない感じっぽいので、昨今はSwitchで出すケースが目立つようになりました
ということで今回はSwitchで遊べるおススメのギャルゲーを紹介したいと思います
Summer Pockets
泣ける度:Ace
可愛い度:S+
音楽 :S+
総合評価:Ace
俺的2018年度ベストゲーム大賞受賞の作品です
■あらすじ
夏休み、主人公の鷹原羽依里は亡き祖母の遺品整理のために訪れた鳥白島で、叔母の岬鏡子と二人で遺品を整理する傍ら、島で出会った新しい仲間との島の生活を楽しみ、夏休みが終わるのを惜しく思うようになっていく…
あらすじだけを見ると夏休みに離島へ来た主人公がその島の仲間たちと楽しい日々を過ごした、ってだけに読み取れると思いますが、
彼がこの島で出会い体験した全ての出来事がやがて訪れる未来に大きな影響を与える事となります
泣けます
ただただ、泣けます
このゲームのプレイ動画を撮ったのですが、気持ち悪いぐらいに号泣している自分にドン引きします
※ネタバレにもなるので公開はしません
ストーリーが泣けるのはもちろんですが、音楽もまたいい効果になっているんですよね
これはKey作品どれも共通だとは思いますが、ゲームにおける音楽の重要性を再認識させられますね
ゲームジャンルの性質上、全ての人におススメできるわけではないのかもしれませんが、是非とも自身の体でこのゲーム体験を味わってもらいたいなと思います
CLANNAD
泣ける度:Ace
可愛い度:B
音楽 :Ace
人生度 :Ace
総合評価:Ace
もはや説明不要
泣きゲー界の大御所、人生
アニメ化もされて一般的な知名度も非常に高い本作品
ですが、アニメで表現されているのは一部のみ
アニメでドはまりした方も是非ともゲーム版もプレイしてみて欲しいと思います
■あらすじ
「はぁ」
ある地方都市の丘の上に建てられた高校。
校門へと続く長い坂道を前に、その日、3年生になったばかりの主人公「岡崎朋也」はためいきをついた。
「はぁ…」
別のためいきに振り返ると、同じ3年生の、だけど見慣れない少女が立っていた。
彼女の名は「古河渚」。
初対面の2人は、ほんの少し言葉を交わしただけで、お互いが少し救われた気持ちになり、一人では登れなかった坂道を上がり始める…。
そこから始まる物語はその町で暮らす人々を温かく包み込みながら、未来へと続いて行きます。
俺たちは登り始める。長い、長い坂道を…。
登場人物全てに焦点を当てた物語が展開され、
真面目にプレイしようとするとプレイ時間100hをゆうに超える大ボリューム
岡崎朋也という男の人生を第三者の視点で見続けるわけですが、まるで自分もその町の住人になったかの如くプレイ感覚で時間を忘れて世界にハマっていました
僕が初めてギャルゲーに手を出したゲーム
そしてゲームは最初から合わないと決めてプレイしないのはなんて勿体ないんだと感じさせられた
以降僕は体験する事ができていないだけで僕の心を震わせる作品がきっとまだ眠っているんじゃないかとがむしゃらに色んな作品、ジャンルに手を出すようになりました
真面目な話人生観を変えられた作品ですね
記憶を消してもう一度プレイしたいものだ
蒼の彼方のフォーリズム
泣ける度:S+
可愛い度:Ace
音楽 :S
青春度 :S+
総合評価:Ace
spriteの2作目であり、遺作でもある…
元々キャラデザが高評価なspriteですが、他のギャルゲーと比べても絵柄は頭一つ抜けてると思います
デザインじゃなく演出、セリフ回しなどでもキャラ評価を押し上げています
つまりめちゃくちゃ可愛いです
ストーリーは前作恋チョコが王道の中の王道とは言え、特に起伏もなく、ヒロインの癖の強さから中の上程度の評価に留まっていた気がしますが、
本作は王道スポ根を余す事無く描ききっています
フライングサーカスと呼ばれる架空のスポーツで対決するのですが、
単純に熱い
ライバルとの戦い、挫折、そして成長
スポ根の王道要素を丁寧に表現しているので見る側も熱い気持ちになれる
悔しさによる涙など、見てるこっちも目頭が熱くなります
アニメ化もされてましたが、残念ながらそちらは見れていないので、
ちょっと評価できないですね(ただ1クールだったのでどうだろうなぁ…)
ツンデレ系後輩の真白ちゃんがえぐいくらい可愛い
可愛すぎて唯一外伝作品作られましたね
グリザイアの果実
泣ける度:S+
可愛い度:A
音楽 :S
陰鬱度 :S+
総合評価:S+
フロントウィングの学園物ADV
こちらもアニメ化されてましたし比較的知名度はある方ですかね?
今まで紹介した作品よりも物語は陰惨としています
正確な表現をすると序盤~中盤は普通に学園物ADVをしていると思います
ただその時点から主人公が普通じゃない役職である事は分かりますが、
彼が接する女の子たちは暗い過去を背負った女の子であるため、
終盤は重苦しい話が続きます
特に天音ルートはえげつない…
まぁ世の中に出ているギャルゲーではこれでもかなりマイルドな方で、
ひどいもんはひどいもんですからね
グリザイアは果実だけで完結せず、グリザイアの楽園までプレイしないとストーリーの全容が見えてきません
そう考えるとSwitch版はこれ一本で全てプレイ可能なので便利
その分非常に大ボリュームになると思いますが
少し重い話が好きな方にはおススメですかね
シークレットゲーム -KILLER QUEEN-
泣ける度:B
可愛い度:B
音楽 :A
ドキドキ度 :S+
総合評価:A+
いわゆるデスゲームもの
発売当時はまだそういう文化が浸透していなかったので結構話題になったそうです
価格が安いのも嬉しい所
■あらすじ
見知らぬ閉鎖的な場所に13人の男女が連れ込まれた。13人には首輪が掛けられ、PDAが1人1つずつ部屋に置かれていた。トランプを模したPDAには、犯人のものと思われる指令が書かれていた。
13台のPDAには、トランプの数字13個が1つずつ書かれている。その13個ある数字に対応して首輪の条件が設定されている。また9つのルールが存在し、基本ルールであるルール1と2は全員に、ルール3以降については1人につき2つが提示されている。72時間以内にこの「ゲーム」をクリアできなければ、全員首輪の仕掛けにより死亡する。自身に提示された解除条件は隠さなければならない。そして、解除条件には殺人を促すものが含まれていた。
13人は生き残るため、この狂気めいた状況を受け入れ、ゲームに参加するしかなかった。謎渦巻いたサバイバルゲームが今、始まる。
エピソードは全部で4つあり、エピソード事にレギュレーションが変わります
※毎エピソードでその中のゲームは完結する
エピソード1~3では割と不透明だった部分がエピソード4で解明される等、
ミステリーの王道ではありますが、やはり気になってどんどん読み進める熱中度はありましたね
反面ADVの形を冠しながらも基本は一本道でBADENDもありません
あくまでも読み物としてのゲームになります
安いので敷居も低いと思いますので、ダンガンロンパのようなゲームが好きならば
プレイしてみるのもいいかと思います
ひぐらしのなく頃に
泣ける度:S+
可愛い度:B+
音楽 :S
ホラー度:Ace
驚愕度 :Ace
総合評価:Ace
言わずもがなと知れた、サスペンスホラーの鉄板
絵柄に全く似合わないホラー係数の高さ
真実へと近づくたびに得られるカタルシスは半端ない
一見オカルトにも思える全ての行動が論理的に説明された時には鳥肌物です
ただその性質上、ホラー嫌いな人には全くおススメできません
逆に怖いサスペンス物が好きなら絶対プレイするべきだと思います
うん、これだけをピックアップしたらただの悪質ストーカーレナちゃんですわ…
総評
可愛いは正義!!!
でも可愛いだけじゃダメなんですよね
映えるストーリーや演出があってこそキャラは光輝くんだと思います
ジャンルの性質上中々万人におススメできるものではないとは思っていますが、
泣ける物語をその身に受け止めたい人はぜひ参考にしていただければと思います