ゲームはお寿司、僕の大好物ゆたろーです
お久しぶりでございます
ゲームが忙しく中々ブログが更新できておりませんでした
今回は最近発売されたゲーム、ブレイブリーデフォルト2があまりにも面白過ぎて一気に駆け抜けるように全クリしましたのでその面白さを可能な限りネタバレが無いようにお伝えしていこうかと思います
先に結論だけ言うとSwitch持ってる人全員に強くおススメしたいぐらい名作でした
そもそもブレイブリーデフォルトとは?
本シリーズはスクウェア・エニックスにて製作されたゲームで、一作目は2012年に3DSで発売されました
一作目のブレイブリーデフォルト フライングフェアリー
ジャンルは一般的なRPGとほぼほぼ同じであり、よく形容されるのが90年代~2000年前半のファイナルファンタジーシリーズのような作品とされる傾向が強いかなと思います
ジョブシステム、アビリティの付け替え、シリアスなストーリー展開など昔ながらのFFの色がとても強い作品ですね
古くからRPGが好きな人にとってはまさに「こんなRPGがやりたかったんだよ」
なんて意見が多く出ているように感じます
そんな好評を博した初代ブレイブリーデフォルト、スクエニもIPの力を高めようと完全版を発売したり、続編を発売したりします
それがこちらのブレイブリーセカンド
こちらは残念ながら初代ほどの評価を得る事はできませんでしたが、
個人的には個性的なアスタリスクなど一つのRPGとして見たらそこまでひどい評価を与える作品でもなかったようには思います
ブレイブリーシリーズの特徴
基本的には一般的なRPGとほとんど同じコマンドバトル形式ですが、
最大の特徴としてブレイブ&デフォルトシステムがあります
これは端的に言えばターンの前借システムで、
ブレイブコマンドを使い、BPと呼ばれるゲージを消費する事で1ターンに最大4回(※)まで行動する事ができます
※アビリティを使う事でさらに行動回数を増やせる
動画を見て頂くと分かりますが、行動終了後、BPは-3になっております
BPがマイナス状態の場合は自分のターンが回ってきても行動する事ができず、BPが1回復します
つまり前借しすぎると全く行動ができず、一方的に敵からの攻撃を受け続ける事になります
使いすぎ注意ってやつですね
ではデフォルトシステムってのはなんなのかと言うと、ぶっちゃけ防御コマンドです
行動をしない代わりに敵からのダメージを少し減らすますが、他のRPGの防御と違い、先ほど述べたBPが1回復するという特徴があります
つまり、デフォルトで防御しながらBPを稼ぎつつ、攻める時に一気にブレイブコマンドで攻め込む等、単純ながらも色んな戦略性が生まれるシステムになってます
次のジョブとアビリティシステム
これはFF5をやられた事がある人なら分かると思いますが、各キャラ毎に自由にジョブを変更でき、ジョブレベルが上がる度に様々なアビリティを覚える事ができます
覚えたアビリティは他のジョブに変更しても使う事ができ(※)、キャラ育成の自由度が非常に高いシステムになってますね
ドラクエの転職システムにも似ていると思います
※コマンドアビリティはサブジョブに使いたいアビリティのジョブを選ぶ必要有
黒魔導士はアビリティレベルが上がれば上位の魔法を使えるようになる
すっぴんはサポートアビリティが多く、特にJPアップはジョブ経験値が最大1.7倍になったりと非常に優秀なアビリティ
色々書きましたがシステムについては特に複雑な事もほとんどなく、
実際やってみればすごい分かりやすいシステムだと思います
そしてブレイブリーデフォルト2が発売される
前置きが長くなってしまいましたが、そんなブレイブリーデフォルトの新作が、つい先日発売されたのです
新作の発表は海外のイベントでしたが、当時リアルタイムで友人と一緒に見ていたためシリーズ新作の発表にとても喜びました
その様子はこちら
2ならではの特徴
2ならではの特徴って何かなと考えましたが基本的には下記2つぐらいなんじゃないかなと思いました
基本的にはシステム面では大きな変更はないと思います
ただシリーズの在り方を考えればそれでいいような気もしますね
- 最新機種による画質の向上(ただし処理面では後述の課題有)
- シンボルエンカウントへの変更
- B&Dと呼ばれるカードゲームの登場
絵本のような温かみのあるグラフィックが高画質で堪能できる
戦闘がランダムエンカウントからシンボルエンカウントに変わりましたので、かなり自分でコントロールできるようになり利便性が増しました
※従来もエンカ率制御はできましたが
敵シンボルに触れたら戦闘になる
もう一つはおまけのミニゲームとしてB&Dと呼ばれるカードゲームが増えました
これも中々ミニゲームにしてはなんとなく熱中してしまうため、FF8のカードゲームに近い感じの要素ですね
カード収集のメリットはコンプボーナスぐらいしかありませんが、楽しいのでついつい遊んでいました
※ただし一部壊れカードは存在する
B&Dはオセロにも近いカードを使った陣取りゲームでルールも分かりやすい
ブレイブリーデフォルト2のここが面白い
ジョブシステムが楽しい
ジョブシステム等は初代から大きく変わっていませんが、相変わらず熱中度が高い
ストーリーが進めば進むほど新しいジョブが追加されるのでその性能を試したくなってしまうゲームデザインがとても秀逸です
白魔導士のような一般的なジョブから他の作品では見ない一風変わったジョブもあり
ストーリー展開も終始熱い
意外性のある展開や、つい目を逸らしたくなってしまうような展開も少なくはない
登場人物に憎しみに近いような感情を持つことさえありましたが、それだけこの世界に深入りしてしまっている自分がいた事にも気が付かされました
もちろんストーリーは楽しさの根源なのでここでは多くは語らないです
ただもっと彼らのストーリーを見続けていたいと思わせるぐらいには引き込まれてしまったという事だけお伝えしておきます
強敵との戦いも面白い
ジョブやアビリティ、装備もしかり一般的なRPGとほぼ同じ事にはなりますが、
育成の自由度も相まって自分なりのカスタマイズで挑む強敵との戦いが楽しい
ぶっちゃけ雑魚敵はある程度脳死プレイでもなんとかなりますがボス戦になると多少考えないといけないシーンは多い
特に終盤のボスは強敵揃いなのでしっかり戦略を練るのが楽しい
音楽が良すぎる
今回は初代と同じRevo氏が全楽曲を担当しております
Revo氏と言えば自身がプロデュースし作詞作曲兼ボーカル等も務めるSound HorizonやLinked Horizonで有名なお方
Linked Horizonと言えば進撃の巨人の紅蓮の弓矢等で有名ですが、元々は他社作品のコラボのために発足された名義でブレイブリーデフォルトがそのきっかけの作品でした
その楽曲はとにかく物語性を重視しておりライブイベントの演出もストーリー性がある
SoundHrizonのライブの様子
今作の楽曲はホントによかった…
特にエンディングで流れる曲など歌詞含め思わず涙がほろりと流れてしまいました
この名作を間違いなく引き立てる大きな要素となっていたと思います
通常戦闘曲、イントロは前作と同じで勇猛果敢な雰囲気がよく出ている
ちょっと残念な点
もちろん手放しで褒められない所もいくつかございます
①ジョブ毎に装備やアビリティが保存できない
ジョブを変えるたんびにアビリティや装備等をいちいち変えないといけないのはちょっとめんどくさかったです
このゲームはジョブ毎に装備適正があり、例えば剣士キャラなら剣の適正はSですが、杖はDと低かったりします
つまりジョブを変えるたんびに得意装備に変えたり、ジョブに合ったアビリティを装備しなおしたりする必要があります
装備やアビリティをジョブ毎に記憶したり、装備セットを保存するシステムみたいなのがあればいいなーと思いました
②クエストリストがない
クエストに番号が振られているのにクエストリストがないためどのクエストを達成しているのか、どのクエストを取り逃しているのか等が見えないのは残念な点でした
③ロードはそこまで気にならないが処理のかくつきは目立つ
ロードは慣れなのかもしれないがそこまでは気になりせんでした
ただメニュー画面を開いたりイベントがあった時に画面の処理に若干かくつきがあったり全体的にもっさりしてる印象はあります
ゲーム性をそこまで損なうレベルではありませんでしたが、多分大半の人は少し気になったのではないかなと思います
総評
まず間違いなく神ゲーです
最後までめちゃくちゃ面白かったです
システム、BGM、ストーリー、どれを取っても一級品以上の出来でした
ちなみに僕はプレイ時間は80時間ぐらいで全クリしました
結構長いですが、これでも頼むからまだ終わらないでくれと願うほどでした
改めて言いますが、
Switchを持ってる人全員に強く購入をすすめたいレベルの名作なので
もしRPGが好きでお時間がある方は遊んでみてはいかがでしょうか