こんにちは
ゲームは友達怖くないよ、ゆたろーです
前回パワポケ1を語りましたが、
次はパワポケ2について語ろうと思います
前回の記事
ちなみにパワポケシリーズにはとある法則があり、
この3つがローテーションで繰り返されています
1が極亜久高校編(高校野球)
3は草野球チームの火星オクトパス(アマチュア野球)
4は日の出高校編(高校野球)
…のように
なので、
1、4、7、10、13は高校野球
2、5、8、11はプロ野球
3、6、9、12はアマチュア野球
※最終作の14だけ例外でシナリオの都合上、少年野球
どれもぶっ飛んでいるパワポケですが、
舞台や物語の自由度が高いアマチュア野球がぶっ飛んでいる事が多いかな?
※詳細は次のパワポケ3の記事で語ります
例の如くネタバレ全開なのでご注意ください
パワポケ2
ドリルモグラーズ編
モグラーズの始まりの物語…
プロ野球編の原点であり、長らくシリーズファンから愛されるモグラーズの物語である
親会社が変わったりなんだりで名前こそ変わったりはしますが、基本的に今後のシリーズのプロ野球編はこのチームが元となっている
一応シリーズ共通の特徴としては開始時点では万年最下位の弱小球団である事
まるで暗黒時代のベイスターズ…
また、シリーズ初の裏サクセス、戦争編も登場します
裏サクセスは本編とは全く関係なくパラレルな世界観で進行しますが、
2については表の主人公が夢を見ている設定なので完全に関係ないわけではないですね
※6の裏サクセスだけ例外で本編と同一世界観
基本的に裏サクセスでは野球をしません
RPGのようにコマンドバトルをしたりします
勇者となって敵と戦ったり海賊になって大冒険をしたりゾンビ化した仲間を助けたり…
※パワポケは野球バラエティです
2は戦争編ですがRPGパートはなく基本はテキストアドベンチャーで進行
ただ地雷避けゲーム(要はマインスイーパー)のようなミニゲームがあったりします
野球をしない事からもあくまでも表サクセスのおまけみたいなものなのですが、
この裏サクセスの完成度が非常に高い
ボリュームも本編並みのものも多いため、
表そっちのけで裏サクセスにハマった人は数知れずいる事でしょう
まぁ本記事ではパワポケシリーズの歴史をメインに語っていきたいので、
裏サクセスについては少し触れる程度にします
ただ裏サクセスもかなりぶっ飛んでいるシナリオが多いので、
気になったやつとかは紹介していければと思います
ということで、話を一旦表サクセスへ戻します
あらすじ
リーグのお荷物弱小球団「ドリルモグラーズ」に所属する主人公
球団は赤字経営で常に選手のリストラ、2軍消滅、球団消滅といった危機が常に付きまとうもそんなオーナーの横暴経営に立ち向かうべく、チーム一丸となって日本一を目指すといった非常に王道展開
…と思うじゃん?
その裏では、ドリルコーポレーション(モグラーズの親会社)社内の
醜い派閥争い(副社長の曽根村が会社を乗っ取ろうとしている)が展開され、
最終的に曽村は乗っ取りに成功する
乗っ取られた側の任月会長は路頭に迷う事になり後の作品にて死亡
曽根村は曽根村で協力関係にあったプロペラ団(1で登場した四路智美)に裏切られ、
乗っ取ったはずのドリルコーポレーションをプロペラ団に乗っ取られてしまう
この乗っ取られるルートが正史のため、
このルートに関わる人物を中心に簡単に概要を説明していきます
ポケ2主人公
まぁいつものパワポケ君
プレイヤーから見るとどの主人公も同じ顔に見えるが、ゲーム内では微妙に違うらしい
彼がモグラーズの皆を引っ張り日本一へ導くのだが、サクセス終了時点で他球団へトレードされてしまう
当然野球選手として球団日本一へ貢献するわけですが、
サクセスの裏側にはほとんど触れていないのも特徴か
つまり、彼の知らない所で色々腹黒いやり取りが行われていくわけである
事件の中心に立つ事がないという意味ではかなり真っ当な主人公な気もする
※厳密に言えば後述する彼女候補 小角弓子ルートで少し触れる事にはなる
なお、彼女とのデートで野球観戦を選択した際に、
自分が出るはずだった試合を彼女と一緒に観戦するという前代未聞の馬鹿っぷりを発揮している
ただ、先に説明したアルバムでの彼の言葉は個人的にかなり好き
「モグラーズは最悪の球団だったけど、最高の球団だった。モグラーズよ、永遠に!」
曽根村
ドリルコーポ―レーションの副社長、任月会長の右腕
ドリルコーポレーションを乗っ取るためにモグラーズを優勝させないよう画策しているパワポケ2の黒幕ポジション
※実際はこいつもプロペラ団に利用されているだけだったのだが…
※正史ではないがルート次第では本当に乗っ取りに成功する
小角弓子
主人公の幼馴染であり、ドリルト—イ社長の任月駆の秘書をしている
比較的結末が穏やかなパワポケ2彼女候補の中で、
唯一悲惨な末路のフラグを持っている
と言うのも、彼女だけメインストーリーに少し関わるため、
状況次第では曽根村によって暗殺される
※正史では生存確定、よかったー
秘書をしている任月駆に想いを寄せられているのだが、
実は駆とは腹違いの兄妹なのである
実際に付き合う事はないのだがこのまま付き合っていたら…
とまぁこんな関係性もあり、かつ、ドリルコーポレーションを乗っ取ろうとしている曽根村にその感情を利用されてしまう
正史ではありませんが、弓子が殺された場合の展開
ホテルに弓子と主人公が入っていったと曽根村に騙される駆
ドリルコーポレーションの評判を落とし乗っ取るために、
平気で罪のない女の子を殺す外道っぷり…
ホント正史じゃないのが救いですわ…
ちなみに曽根村はこの悪役っぷりは評価されたのか、
後のシリーズでも裏サクセスの悪役として引っ張りだこ
(『2裏』『5裏』『8裏』『9裏』『10裏』『12裏』『13裏』と7作品に出演)
任月高志
ドリルコーポレーションの会長
正史では救えない最期を迎えてしまうが、作中の態度は横暴であり、多くのプレイヤーから反感を買っていたキャラではある
後の大神会長と少しキャラが似てなくもないかも
四路智美
前回の記事でも紹介した、1の彼女候補であり、
1で説明した通り、彼女はプロペラ団の立場で日本を支配しようとしています
※1主人公が荒井紀香と付き合ってさえいなければこんな事には…
槌田コーチ
モグラーズの1軍ヘッドコーチで、曽根村の親友
野球に対する姿勢は非常に真面目なのだが、
モグラーズをないがしろにする任月会長を快く思っておらず、
ドリルコーポレーション乗っ取りを画策する曽根村と共謀する
そのため渋々ではありつつモグラーズを負けさせるため裏で様々な妨害工作を行うも、
結局主人公らはそれらをはねのけモグラーズは日本一となる
なお実際はモグラーズをどうでもいいと思っていた曽根村とは本件で縁を切る事になる
※詳細は不明だが後に和解した可能性も示唆はされているが
とりわけ、曽根村、任月、智美、槌田の4人によって、
主人公が関与する事なく裏で色々なやり取りが行われます
横暴な任月に反乱の意思を持つ曽根村
乗っ取りを共謀する曽根村と槌田
プロペラ団と手を組む曽根村
ドリルコーポレーションの評判がガタ落ちの責任を取らせようとする任月会長
これはドリルコーポレーションがモグラーズが日本一になったにも関わらず球団を解散せようとしていたため、世間の反発がものすごい事による
しかしここぞとばかりにカードを繰り出す曽根村
しかしそれら全てがプロペラ団の策略であった…
こうしてドリルコーポレーションはプロペラ団に乗っ取られるのである(正史)
彼女候補達
メインストーリーについて、どのルートを通ったかは結構明確なパワポケ2なのですが、正史彼女だけは未だにふわっとしていて議論が止みません
まぁ弓子の生存が確定している点や、他の彼女候補で付き合っていない事が確定している候補も多いため、消去法で弓子か霞かとは思われます
※あるいは誰とも付き合っていない可能性もある
霞はパワポケの主要ストーリーに関わる事がないから薄いかな?
でもそれはそれでパワポケ2主人公らしい気もするかも
と言う事でぼちぼち彼女候補を紹介していきますが、
1と違ってパワポケ2の彼女候補達は後の作品で再出演している人達ばかりなのです
※というか全員、プロ野球編は括りやすいからかな
野々村愛
球団食堂で働いている愛ちゃん、童顔でかなり可愛い
野々村監督の娘さんでもある
パワポケ11でも再登場するが太ってこの時の可愛らしさは失われている
※詳細はパワポケ11で
チームメートである水木さんに好意を寄せられており、本人もまんざらでもない
というか水木に愛ちゃんを取られます(恐らく一旦はこれが正史)
まぁこれでこのまま平和に終わると思うじゃないですか…
愛ちゃん、何故かパワポケ11では前述した槌田コーチと結婚してるんすよ…
じゃあ槌田コーチと結婚して幸せになってると思うじゃないですか??
愛ちゃん、水木さんと不倫関係になってるんですよ…
※時代の流行りを先取りしすぎやろ…
まぁこの辺は改めてパワポケ11で紹介しますね…
園華霞
一応アイドルだが、本来は女優になりたいらしい
めちゃくちゃオタクであり、彼女にするためにもオタクアイテムを収集する必要がある
そういう意味ではこれも時代の先取りかもしれない
今作では野球リポーターとして登場するためか、後の作品でもリポーターとして出演する事もあるが、基本的には空気が薄い
一応消去法でパワポケ2の正史彼女の可能性は残っている
山口幸恵
モグラーズ寮の近くで小料理屋を営む女将さん
お父さんが野々村監督とバッテリーを組んでいたらしいが、交通事故で他界
父の代わりにモグラーズには日本一になって欲しいらしい
彼女候補としてはあまり目立つ事はないのだが、
下記に紹介する大鉄とセットでなんやかんやで後のシリーズのプロ野球編皆勤賞である
大鉄
幸恵の営む小料理屋の常連さん
実は2主人公の実の兄貴
2では色々ヤバい案件に手を出していたのだが、2主人公とばあちゃんに怒られ改心
その後は小料理屋の板前として働いている
彼も後のシリーズではプロ野球編皆勤賞である
この二人は常にセットで登場しているし、いい雰囲気なのだがどうやら結婚はしていないらしい
公式曰くシャイだからだそうです
※ちなみに正史ではないですがルートによっては曽根村に殺されます
荒井紀香
また出てくるのかお前
1でも彼女候補であり1主人公と結婚したのが正史ですが、
その夫(1主人公)が事故により死亡しました
つまり正史で1主人公は死亡します
ちなみに前の記事でも紹介した通り1主人公は3でも再度主人公になります
どういう事かはパワポケ3の記事でご説明します
そしてその夫に似ているらしい2主人公にもつきまといます
1同様、ランダムイベントが発生したが最後、問答無用で彼女になります
しかも質が悪い事に1主人公が死んだ時の保険金に味を占めたのか、
事あるごとに2主人公を殺しにかかってきます
主人公に死亡保険をかける紀香
なんの確認なんですかね…
主人公を崖から突き落とそうとする紀香
露骨に殺しにかかる紀香
1時点では一応ちゃんと主人公を愛していたはずなんですけどね…
人はお金という欲望の前にはこうなるのでしょう…
正史では2主人公とは結婚しません(よかったね!)
※アラブの石油王と結婚したみたいです
彼女候補は2は少なめで、弓子と合わせて5人
しかし彼女候補に負けず劣らず魅力的なのがモグラーズの仲間たち
後のシリーズにもしょっちゅう出演しているので印象的な人も多いかと思います
モグラーズの仲間たち
凡田大介
今作の相棒であり、矢部、亀田に続くメガネ一族の一人
また歴代メガネ一族の中でも最多出演を誇り、亀田に次ぐメガネ一族の代表とも言える
パワポケ8時点でプロを引退しているが、その後もちょいちょい出演を果たすが、
最終作のパワポケ14では精神的に大人な発言も多く成長を感じられる
周りのチームメートや先輩、コーチが亡くなっているのを目の当たりにしてどこか寂しさも感じているらしい
彼が大人になっていく哀愁もシリーズを通して感じる事ができる
正史ではないがプロ野球人生をかけて主人公と殴り合うイベントもある…クリア目前だがもちろん負けたらゲームオーバー
水木卓
彼もプロ野球編ではお馴染み
人気があったのかパワポケダッシュでも主要キャラとなり登場する
設定はシリーズで一環して、実力はあるが愛想が悪いと言った感じか
パワポケ2、5では主人公の先輩として登場し、8ではコーチ兼任選手で後に引退してコーチ専任となる
11でも同様にコーチで登場するが、指導や采配能力は高いらしく、ポンコツな古沢監督代行の影の頭脳として君臨していた
前述した通り野々村愛とは後に不倫関係になる
※詳細はパワポケ11で説明するが水木にそっくりな愛の子供が登場する
まぁ愛の夫でもある槌田にも既にバレていて、
「世間にはばれるなよ」と言われているのだが…なんだこのドロドロ…
若干不真面目気味だった2の水木さんも将来的には成長していく
古沢小一郎
彼もプロ野球編では8を除き出演しており割と常連
見た目とは裏腹に性格は割と気弱で押されると弱い
言わば信頼はされているが信用はされていない人だが、面倒見はとても良いので皆からは慕われている兄貴分的キャラ
2では選手だが、5では引退して2軍監督に
そして11でもヘッドコーチとして登場するが、途中で野々村監督の代わりに代行監督を務めるも、いわゆるダメ監督の烙印を押されてしまう
でも基本的にどの作品でも善人、いつまでも変わらないでいて欲しいキャラですね
2では車を運転できなかったが後に免許を取得
主人公達をドライブに連れまわしてくれるいい兄貴分
倉刈仁志
これも割と有名なパワポケ界の苦労人
プロ野球選手なのに常に貧乏生活をしている人
パワポケ2本編終了後にプロペラ団の契約に反発したためモグラーズを退団
3では選手として登場するが、5では既にプロ野球を引退
その後も6や11にも登場するが、シリーズで一環してるのはとにかく不幸な目にあっている事…とても可哀そう…
ルートによっては11で死亡します、中々泣けるイベント(正史かどうかは不明)
後に娘や息子が彼女候補になったり、チームメートとして再登場する
詳細はその作品にて説明します
ドミオ・バンデラス
助っ人外人がいないと恥ずかしいという任月会長の一声で雇われたドミニカ出身の選手
日本が大好きだがヘンテコな日本語とズレた日本文化の知識を持っている
だけど実はモグラーズの選手の中の誰よりも真面目に野球と向き合っている選手
どのルートでも必ずモグラーズに残るのも特徴か
後の作品にもちょくちょく顔を出す(次作の3とか)
特に裏サクセスではそのヘンテコ外人キャラが出しやすいのか頻繁に出演します
畑山憲男
動物好きのチームメートでとにかく部屋に大量の動物がいる
多分モチーフはムツゴロウと思われる
2の仲間キャラで唯一後の表サクセスに一度も出演しない
裏サクセスでちょいちょい顔を出すが
公式曰く"動物ネタは飽きたから"との事、可哀そうに…
ちなみにこいつの印象は人物より、ミニゲームの殺人クワガタにあると思う
有志によって再現されたゲームが公開されてるのでぜひプレイしましょう
中々シビアで難しい
野々村耕造
登場当初はモグラーズの2軍監督
3年目には1軍監督になる(給料が高い前の1軍監督がクビになっただけだが)
野々村愛のお父さん、基本的には人柄がいい
この時点でも見た目が中々な老人っぽい風貌だが11にて再度監督となる
人を見る目には長けており、11では神条紫杏の末路を予見していた、かっこいい
磯田修一
モグラーズのコーチで寮長でもある
モグラーズがプロペラ団に乗っ取られた後はその会社方針についていけず退団
その後凡田の影響でマニアショップの店長になる
そのおかげか後のサクセスでもマニアショップの店長として割と出演している
13で健康悪化によりマニアショップを引退していたが14にて正式に死亡が発表された
どの作品でも気のいいおじさんキャラ
木村庄之助、狩村正己
モグラーズのチームメート
二人とも2の時点では顔グラも存在せず名前しか登場しないが、
後にめちゃくちゃ重要キャラとなるので名前だけ触れる事にしておく
特に前者はこのパワポケシリーズにとって…
チームメイト以外のキャラクター
今田勝蔵
特に重要なイベントを担う事はないのだが、後のシリーズでも名前を変えてもモグラーズをずーっと応援してくれるすごい人
この今田さんの気持ちは弱小球団ファンとしてすごい分かる
小角雄二
今作のライバルキャラ的立ち位置で彼女候補の小角弓子の弟
ライバルキャラにありがちな嫌味な性格はなく主人公の事を信頼しているかなりいい奴
姉を泣かせたら寮にバット持って乗り込むと若干シスコン気味
のちに11にてベテランとなった小角とチームメイトになる
その時のアルバムが個人的にかなり好き(詳細はパワポケ11にて)
総評
大分長い事語ってしまいましたが、記事を見るとわかる通り
パワポケ2はシリーズの中でもかなり真っ当なサクセスだと思います
まぁそれでも人を殺すだの誰かを消すだの普通に起こってますが
2に登場するキャラクターは後の作品にもよく顔を出すキャラが多いので、
そんな彼らの原点のシナリオは久々に記事を書きながらなんだかとても新鮮でした
特にこのパワポケシリーズにとってある意味黒幕とも言える存在が初登場したのがパワポケ2なのです
その辺の詳細は後のシリーズにてじっくり語って行ければと思います
次はパワポケ3
初のアマチュア野球という事もありかなりぶっ飛んでるのでお楽しみください!